多汗症治療

多汗症とは

全身の汗が増加する全身性多汗症と、体の一部に汗が多く出る局所多汗症があります。 特に原因のないものを原発性局所多汗症といい、脇や手の平、足の裏など個人によって様々な限局した部位から、両側性に過剰な発汗を認める疾患です。 特に夏の脇汗は洋服の黄ばみや匂いなどが気になってご来院される方が増えています。 ワキは汗腺が密集している所で、暑さを感じたり、ストレスなどで汗を出す信号が汗腺を刺激し、汗が出ます。 重度のワキ多汗症は保険診療で治療できます。 ボツリヌス注射は汗腺へ汗を出すように送る信号をブロックすることで、発汗を抑えます。 個人差はありますが1回の注射で5~9ヵ月効果が持続しますので、年1回程度の治療で汗を抑えることができます。

ボツリヌストキシンとは

ボツリヌス菌が生成する毒素であるボツリヌストキシンを局所に注入する治療です。 ボツリヌストキシンは筋肉の神経伝達を阻害するため、局所的に筋肉の動きを鈍く(麻痺させる)させます。 シワは筋肉の動きによって生じるので、ボツリヌストキシンを注射をすることで、シワを軽減させることができます。 動かなくなった筋肉は徐々に萎縮し、ボリュームが減るという性質を利用してプチ美脚やプチ小顔などにも利用できます。 また、交感神経から伝達される汗を出す信号をブロックすることで過剰な発汗を抑えることもできます。 当院では、米国のアラガン社製のボツリヌストキシンと、韓国製のHUTOX(ヒュートックス)の2タイプを取り扱っております。 アラガン社製のボツリヌストキシンは日本で唯一、厚生労働省が認可しており非常に安全性の高い薬剤となっております。

保険適応について

以下の項目が当てはまる場合には、重症の原発性局所多汗症の診断を満たし、健康保険が適用になります。お気軽にご相談ください。

①原因不明の過剰なわき汗が半年以上前から続いている

上記にプラスして、

②さらに以下6項目のうち2項目以上に当てはまる

・両脇で同じくらい多くの汗をかく ・脇汗が多く、日常生活に支障が生じている ・週に1回以上、脇に多くの汗をかくことがある ・このような症状は25歳より以前に始まった ・同じような症状をもつ家族や親戚がいる ・睡眠中は、脇汗がひどくない

施術概要

所要時間 初診の場合は説明などを含めて30分程度です。実際の治療は5〜10分程度です。
ダウンタイム 基本的にはありません。
腫れ・傷跡 稀に注射部位に内出血、周辺部に赤みが出ることがあります。 時間の経過とともに解消されます。
治療の痛み 注射針のチクっとした痛みがあります。
麻酔 通常麻酔は使用しませんが、痛みに弱い方は、ご希望により局所麻酔のクリームを使用します。 ※ 別途3,000円(税別)
効果と持続期間 個人差はありますが、注入後3~4日目には効果が現れ始め、4~6ヶ月継続します。 効果が弱くなった時点で、再度の治療をお勧めしております。
副作用・リスク 内出血や赤みが出ることがあります。 極稀ですが、A型ボツリヌス毒素の効果が強く出てしまった場合に一時的に表情が不自然になることがあります。 これらの症状は時間の経過とともに解消されます。
洗顔 当日から可能です。
シャワー・入浴 シャワーは当日より可能です。入浴・サウナ・飲酒・激しい運動はお控えください。

その他注意事項

注入部位のエステ・マッサージに関しては2週間後から可能となります。